世界の樹皮布/樹皮紙分布マップ
世界に広がった樹皮布/樹皮紙文化
樹皮布と樹皮紙は、少なくとも2000年以上前頃には渾然一体となった紙とも布とも言える姿であった。
樹皮布や樹皮紙など、未開の時代の「滅んだ技術」で関心がない、とお考えの方々もあるが、現代使っている「紙のルーツ」は、最新研究では古代の樹皮紙Beaten Bark Paperにあったと考えられている。まだまだ未解明の部分が多いが、今後のメキシコやインドネシア、そして中国などでの調査・研究が進むと、ナゾの解明も早まることだろう。
より詳しく調べたい方のために、以前に掲載したシカゴのField Museumが1980年に出した分布マップの元となった、1961年シカゴ大学地理学部Department of Geography, The University of Chicago製作の緯度、経度の表示のある分布マップを掲載しておく。
見事に赤道ラインに沿って南緯北緯30度のほぼ内側に帯状に拡散している。
このことから、どのような樹皮布/樹皮紙の特徴が分かるだろうか?
樹皮布と樹皮紙は、少なくとも2000年以上前頃には渾然一体となった紙とも布とも言える姿であった。
樹皮布や樹皮紙など、未開の時代の「滅んだ技術」で関心がない、とお考えの方々もあるが、現代使っている「紙のルーツ」は、最新研究では古代の樹皮紙Beaten Bark Paperにあったと考えられている。まだまだ未解明の部分が多いが、今後のメキシコやインドネシア、そして中国などでの調査・研究が進むと、ナゾの解明も早まることだろう。
より詳しく調べたい方のために、以前に掲載したシカゴのField Museumが1980年に出した分布マップの元となった、1961年シカゴ大学地理学部Department of Geography, The University of Chicago製作の緯度、経度の表示のある分布マップを掲載しておく。
見事に赤道ラインに沿って南緯北緯30度のほぼ内側に帯状に拡散している。
このことから、どのような樹皮布/樹皮紙の特徴が分かるだろうか?
by PHILIA-kyoto | 2009-09-22 04:39 | オーストロネシアン研究